10歳未満が条件の自治体もある学童保育

学童保育とは学校の授業が終わった後、共働きなどで家に保護者が居ない児童を保護する仕組みの事を言います。保護者が帰宅するまでの時間、面倒を見てくれる大人や同じく保護されている子供達と、宿題をしたりおやつを食べたりして過ごします。物騒な問題も起きがちな現代ですから、子供だけで放課後に留守番させるのは心配な物、こう言った制度は働くお母さん達にとって、安心を提供してくれますよね。しかし現在では共働きの両親が増えており、学童保育に申込んでも通うことが出来ない、と言った問題が「小1の壁」と言われて問題になっています。また児童福祉法第6条3の第2項に、学童保育の対象は概ね10歳未満とある為、高学年である5、6年生は対象に含まれない場合が有りました。こちらも「小4の壁」として問題になっていました。

そんな問題を解決してくれる新制度が始まっています

共働きのお母さん達にとって厳しいこの状況を受けて、2015年4月から子ども・子育て支援新制度と言う制度が始まった事をご存知でしょうか。これは政府の政策の一つで、子供を産んだお母さん達に、安心して子育てして貰う為の支援制度です。2019年度末までに、学童保育で受け入れられる人数を30万人以上増やすべく、様々な取り組みが行われます。これにより「小1の壁」問題の解消を図る、と言う計画です。また、これまで10歳未満であった対象を12歳未満まで引き上げ、小学6年生までが新たに対象となりました。この対象拡大で、合わせて「小4の壁」問題も解消する、と言うのがこの新制度の目的です。また各学童保育の現場には、保育士などの知識を持つ放課後児童支援員を2人ずつ置くことを義務付け、子育て支援の質の向上も図っています。

学童保育ではどんな事をしてくれるのか説明します

基本的に現在の学童保育は、学校終了後から18時位までの間、大人スタッフ数人で子供達を預かってくれるスタイルが一般的です。その間に宿題をする時間や遊ぶ時間、おやつを食べる時間などを設けて、子供達は自由に過ごします。また長期休業中や土日にも開いていて、子供達を預かってくれます。時にはオセロなどの簡単なゲーム大会や、クリスマス会など季節のイベントを開催してくれる場合もある様です。学校に併設されている事が多いので、校庭で遊ぶ外遊びも自由にできます。しかし学童保育の基本キーワードは「自由」なので、遊びに夢中になって、義務では無い宿題は済ませていない場合も多いとか。費用は月数千円の範囲内が一般的ですが、自治体によって金額はまちまちです。学童保育はお母さんが安心して働く為のサポート施設として、これからもっと便利に進化してくれるはずです。