働き続けたい母親の増加から生まれた学童保育

昔から両親が共に働きに出かける、農作業に従事するということが全国で見られました。子供をおんぶしながら仕事をする光景もありましたが、近所の人に子供の面倒を見てもらうケースが多く、安心して仕事が出来ていました。しかし、核家族化や近所に面倒を見てもらえる人が減ってきたこともあり、保育所を増やしてほしいという動きが強まりました。学童保育はその流れの1つとして誕生しました。放課後も安全なところで生活していてほしい、安心して働きに出たいという親の願いが学童保育を生み出しました。長い年月をかけて、全国に学童保育が普及しましたが、その背景にあるのは、働きたい母親の増加とその環境づくりを積極的にしてきた全国の親たちの努力があり、そのおかげで希望するほとんどの人が学童保育を受けることが出来ます。

学童保育はもう1つの我が家となる

共働きの家族が全国的に増えており、学童保育の存在感は年々増しているのが現状です。学童保育には子供たちを見守ってくれる指導員の方がおり、この人が温かくも厳しい目で子供たちを見守ります。わが子同然に接することから、学童保育はもう1つの家とも称されるほどです。最近では1室あたりの子供の数を制限し、子供1人あたりの面積を確保するような動きが強まっています。これにより、安全性を高め、学童保育の質を高めるという狙いがあります。それにより、学童保育を利用できない子供が出てくるなど、結果としてその動きが逆行している面もあります。ただ、何かしらのトラブルが起きてからでは遅く、その前に手を打つことでトラブルを未然に防ぐ狙いは好意的に受け止められ、よりよい学童保育を多くの自治体が目指しています。

子供を持つ母親の社会復帰の助けとなる

保育所になかなか入れない子供が多く、そのために仕事復帰ができない、働きに出ることが出来ない、かなりの負担を強いられる家族が多くいます。子供が小学生に上がってからもそれは同じことです。子供を家で1人過ごさせるというのは教育の面からもあまりいいことではありませんし、安全面でも色々と問題があります。学童保育は、同じ境遇の子供がたくさんいるだけでなく、学校とはまた違う人間関係を築くことができます。子供の教育にも学童保育は寄与します。そうした点からも、学童保育は必要であり、働く母親の味方となります。そして、まだまだ働き続けたい母親も多く存在し、そのサポートにもなるのです。学童保育には色々なメリットがありますが、最大のメリットは今後も増え続けると思われる働きたい母親の助けとなることです。